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銭形砂絵 「寛永通宝」 香川県観音寺市

LPFの製作

SDR-3での運用時はFT50-61コアを使ったπ型3段で7Mhz帯のLPFのみでしたが、RedpitayaではHFオールバンド対応なのでLPFをアンプから独立して製作しています。バンド毎にリレーが2個、すなわちバンド数x2個のリレーが必要で結構大げさな大きさとなります。

最初のものは3バンド、3段π型のもので、蓋裏の基板はRedpitayaからのバンド信号で各リレーを動作させるスイッチ回路です。

これで、新スプリアス規制の高調波抑圧-50dBcは何とかパス(最悪で-53dBc)したが、もう少し余裕がほしいところ。

LPFの外観

で、コアサイズをアップし4段構成で作成したのが下図です。

LPFの特性は以下の通りです。リレー回路が加わると寄生共振が生じ不自然なピークが表れていますが対処の方法は分かりません。

160mバンドの特性

80Mバンドの特性

その後、帯域内損失が少し多い(-0.5dB)ことが判明、7MHzのコア材をT106-6材に変更した。(黄色のコア)

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そして全バンドにつき特性を計測した。10KHz~50MHz区間の特性です。