2011年3月11日の東日本震災に伴う原発事故の後、以前にもまして省エネ・節電の必要性が高まっています。対応策として一般家庭でできる事は、ソーラ発電導入や省電力努力である。まず自宅の電気の消費動向を調べることとしました。そのための第一歩として、いわゆる電力の「見える化」システムを考え実現した。
2011年8月より稼働し、現在までのデータが蓄積している。新電力に移行する際の参考データとなること、節電意識の高揚の効果があることを期待している。
装置としては分電盤内の基ブレーカ(単相3線)の2線にCTセンサーを取り付け、両波整流の後、AD変換しネットワーク経由で5分間間隔で電力計測するものである。力率は考慮していない為、おおよその電力計測となる。AD変換、ネットワークインターフェース部分は、秋月電子販売のPICNICを使用している。
装置内部
装置外観
装置の計測結果は以下のURLでWebブラウザで閲覧できる
https://hiuchi.mydns.jp/cgi-bin/power.php
2011年8月より現在までのデータ(一部装置不具合、誤操作等によりデータ欠落がある)をいつでも見ることができる。